STEP5 着回し&メンテで毎朝かわいく

こんにちは、制服スタイリストのあやかです!
必須アイテムが揃った方、おめでとうございます!でも制服を買って終わりではありませんよね。
「毎日同じ制服だと飽きてしまいそう」 「せっかく買った制服、長持ちさせたい」 「結局マンネリになって、制服が楽しくなくなったらどうしよう」
こんな心配をされる方、とても多いんです。実際に先輩たちからは「買ったけど結局マンネリになった」「すぐ傷んで追加出費が痛かった」という声も聞きます。
でも安心してください!STEP5では、購入後の満足度をキープして、毎朝楽しく制服を着るコツをお教えします。1週間の着回しアイデアから、お手入れ方法まで、すべてお伝えしますよ。
目次
限られたアイテムで毎日違う印象を作る着回し術
小物を使い分ける
限られたアイテムでも、小物遣いで雰囲気を変えることができます。
多くの先輩たちが「私服が少ないからなんちゃって制服を着たい」という状況で、毎日同じ服に見えないようリボンやネクタイを付け替えたり、羽織りものを変えたりして工夫しています。
実践的な着回しテクニック:
「冬場の定番スタイル」:白ブラウス+赤ネクタイ+ベスト+紺ブレザー 「夏場のさっぱりスタイル」:紺または白のポロシャツ+グレーのスカート
バリエーションのアイデア
- ブラウスの色を変える
- ベストにラインなどデザイン入りのものを選ぶ
- ソックスの丈を変える
- スクールバッグに付けるアクセサリーを変える
こうした小さな変化の積み重ねで、「また同じ服?」と思わせない着回しが可能になります。
ニットアイテムの重ね着でバリエーションを楽しむ
ベストやカーディガンなどニット系の使い分けも着回しの要です。
寒暖差のある時期にはシャツの上にニットベストを重ねると制服らしさが増す上に温度調節もできます。
先輩たちのアドバイスでは「紺のベストは定番で人と被りやすいので、グレーのベストがおすすめ」といった声があります。白ブラウス+グレーベストに青×グレーのスカート&リボンの組み合わせが人気です。
定番色以外で変化をつける工夫として、紺ブレザー+リボンの制服風コーデに「イエローやピンク、ライトグリーン、ライトブルー」など柔らかな色を合わせる方法があります。
また、パステル調のカーディガンは派手すぎず華やかさをプラスできるため、春らしい明るい印象になります。無難に行くなら黒・グレー・ベージュなど着回しやすい色も人気ですが、季節や好みに合わせてカーディガンの色を変えるだけでも印象チェンジにつながります。
派手すぎず個性を出すバランス術
みんなと同じになり過ぎず、かつ派手になり過ぎないバランスが大切です。
なんちゃって制服は定番化しており、「周りもみんな着ているから浮かないよ」との声も多い一方で、それでも「他人とカブるのは嫌だし、悪目立ちも避けたい…」という悩みはよくあります。
「できるだけシンプルでありふれた格好」を意識し、オーソドックスな紺ブレザー+グレースカート+紺ソックスに徹し、悪目立ちしないよう工夫するケースもあります。
個性はリボンの柄やピンバッジなどワンポイントで主張しつつ、制服そのものは清楚な定番スタイルに抑えるのが"派手すぎず地味すぎず"のコツです。
季節ごとの着回しアップデート術
季節に合わせた着こなしをすることで、おしゃれ感と快適さの両立ができます。
春:パステルカラーで新鮮に 新学期の春は、明るいカラーのリボンやカーディガンを投入してフレッシュな印象に。淡いピンクやイエロー、ミントグリーンで春らしさを表現できます。気温の変化が大きいので、脱ぎ着しやすい薄手のカーディガンが重宝します。
夏:半袖でさわやかに 半袖シャツやポロシャツに替えるのは基本中の基本。暑い日はジャケットやベストを思い切って省略し、シャツ+スカートだけのシンプルコーデで爽やかに。夏用のカーディガンも冷房対策に必須です。
秋:重ね着を楽しむ 重ね着が楽しい季節。カーディガンやベストを重ねて、レイヤードスタイルを楽しみましょう。秋らしいボルドーやカーキ、ブラウンなどで季節感を演出。気温変化に備えて脱ぎ着しやすいアイテムを多めに。
冬:防寒とおしゃれの両立 Pコートやダッフルコートが防寒とおしゃれを兼ねた定番アウター。マフラーや手袋なども制服と相性の良い色を選べば差し色になって可愛く仕上がります。
3年間美しく保つアイテム別お手入れ法
洗濯頻度
アイテムごとに洗濯頻度と方法を変えるのが、制服を3年間美しく保つ重要ポイントです。
制服の洗濯頻度は、「毎日洗う vs. 長期休暇時のみ」という極端な2派に分かれがちですが、おすすめはアイテム別の使い分けです。
おすすめ洗濯頻度
- ブラウス・シャツ: 毎日洗濯
- ブレザー・スカート: 汚れが目立ったとき+長期休暇前
- カーディガン・ニット: 月1回程度(素材に注意)
この使い分けで、清潔さと制服の寿命の両方を保てます。
ブレザー:洗濯表示を必ずチェック
ウール混のブレザーは基本クリーニング、ウォッシャブル表示があれば自宅洗いOKです。
「ブレザーって洗える?」という声がありますが、洗濯表示(ケアラベル)を見れば一目で判断できます。
洗濯表示
- 洗濯機マークに×: 家庭では洗えません → クリーニング必須
- 手洗いマーク: 家庭で手洗いOK
- 洗濯機マーク(弱): ネット使用で洗濯機OK
自宅で洗う場合の失敗しないコツは以下の通り。
- ①必ず洗濯ネットに入れる(大きめサイズで1枚ずつ)
- ②おしゃれ着コース使用
- ③脱水は30秒~1分で止める
- ④厚めのハンガーで陰干し
プリーツスカート:最も注意が必要なアイテム
プリーツスカートは洗濯で一番失敗しやすいアイテム。素材確認が絶対に必要です。
「洗ったらプリーツが全部取れて、アイロンでも直らなかった」という失敗談があるからです。
素材別の判別
- ポリエステル50%以上: 比較的洗濯OK(でも慎重に)
- ウール混が多い: 基本クリーニング推奨
- ウール100%: 絶対にクリーニング(洗濯機で洗うとプリーツ消失)
どうしても自宅で洗いたい場合は、以下を参考に。
- ①手洗い推奨(バケツで押し洗い)
- ②短時間脱水
- ③プリーツを手で整えてから陰干し
カーディガン・ベスト:素材で判断を分ける
ニットも素材で判断しましょう。
アクリル素材は洗えますが、ウール混は慎重に、ウール80%以上はクリーニングが安全です。
たとえば、EASTBOYのカーディガン(ラムウール100%)はクリーニングが安全でしょう。
素材別の判別
- アクリル100%: 洗濯機OK(ネット使用)
- ウール混30%以下: 手洗いまたはおしゃれ着コース
- ウール50%以上: 心配ならクリーニング
- ウール80%以上: 基本クリーニング(自己責任で手洗いも可)
自宅で洗う場合のコツは次の通り。
- エマール等おしゃれ着用洗剤使用
- 30分程度つけ置きしてからすすぐ
- 平干し必須(ハンガー干しは型崩れの原因)
制服の寿命を縮める3大NG行為
「毎日洗濯」「お湯洗い」「強いブラッシング」が制服を一番傷めます。
NG行為1:洗濯しすぎ
洗濯しすぎは制服の寿命を縮める最大の原因です。
「毎週洗っていたら、3年後の卒業式に他の子と制服の色が違って見えた」ということも。
頻繁に洗濯すると、 色褪せや生地のヨレ、毛玉の発生の原因になります。
ブラウス以外は「汚れたとき」と「長期休暇前」だけで十分でしょう。
NG行為2:熱いお湯での洗濯
30度以上のお湯は、縮み・色落ちの原因です。
特にウール混の制服は縮んで元に戻りません。
NG行為3:強いブラッシング
「しっかり汚れを落とそう」と力を入れすぎると生地を傷めます。
やわらかい毛のブラシで、毛の流れに沿って軽く撫でるだけで十分。ゴシゴシ擦ると毛羽立ちや生地の劣化を招きます。
まとめ
これで5つのステップがすべて完了しました!
あなたの制服選びは、きっと素敵な高校生活の素晴らしいスタートになるはずです。
一緒に楽しい制服ライフを過ごしていきましょう!