Diary

強い選手とのペース走になった時の走り方

5月25日のトレーニング

腕立て伏せ:60回 × 5

ライド:2時間40分(75km)

どうも。なんちゃってロードレーサーのラッシーです。

今日は朝練の日。3時50分に目覚ましをセットしましたが、息子がグズって3時40分に起こされました。

子どもたちのお弁当の日ではありませんが、自分のお弁当を担当しているので、出発前に卵焼きを作ります。その他のおかずは余りもので。そして、余裕があったので腕立て伏せを3セット。もうすぐ6月だというのに、外の気温は10℃。冬支度で家を出ます。

集まったのは、自分を含めて3名。1人は、先日のレースで骨折してしまいリハビリ中の社会人。もう1人は大学生。

ただ問題なのは、2人ともレベルが段違いで強くて・・・。平地では後ろについているだけでもキツいのに、登りに入ったらあっという間に離されてしまうくらいの違いです。例えるなら、E1のトップレベルの選手とE3下位の選手みたいな。(日本の実業団レースの構造をあまりご存知ない方、すみません。もっとわかりやすい例えだと、甲子園常連校と、万年1回戦敗退のチーム、みたいな感じです。)

さて、人数も少なく、1人は状態があまりよろしくないとのことで、3名でペース走をすることになりました。

…のはいいんですが、強い選手とのペース走。そらもう、こちらは必死なわけです。

ペース走とて侮るなかれ。強い選手のペース走はペース走ではない。

そういうことです。実力差があるのに、同じペース走ができると思わない方が良いです。

もともと、練習会に参加するのは、高い強度で練習するため。であるならば、練習会に参加する人数とパワーバランスを見て強度を決めるのではなく、あくまでも自分の指標でどこまで強度を上げられるかに焦点を絞った方が良いと思います。

強い選手にとってはペース走。自分にとっては追い込みの練習。力を引き上げてもらえるまたとないチャンスです。望むところ!という気持ちで臨むとよいと思います。

あえて強い選手のペースに合わせる

強い選手のペース走だからと言って、後ろに付いているばかりでは練習の強度としては不十分です。

後ろについているだけで今にも千切れそう、というなら話は別ですが、多少のアップダウンでも頑張ればついていけるくらいのペース走なら、積極的に先頭交代のローテーションに加わりましょう。

短い時間でも強い選手と同じペースで前を引くことで、自力で風を切って自転車を進ませることができるようになります。いわゆる地脚がついてくるというものです。

あわよくば、狙う

練習会に参加している以上、実践形式で練習できる貴重な機会です。

いつもだったら一瞬で千切れて1人旅になってしまい、練習会に参加しているのか単独練習をしているのかわからない場面が多いかもしれません。

でも、人数が少なかったり、練習会のテーマ設定がいつもよりユルい場合には、ペースアップを図ってみたり、ポイントを絞って仕掛けたり、思い切ってやりたいことを全て試してみましょう。大丈夫。失うものはありません。胸を借りるつもりで走ればいいんです。

いろいろ試行錯誤しているうちに、タイミング次第でアタックが成功したり、抜け出している最中に後ろではお見合いをしていたり。何が起こるかわからないのがロードレース。「速い」だけでは勝てないのがロードレースの面白いところです。

今日の前半戦、は千切られっぱなしの私でしたが、最後のスプリント、2番手から仕掛けてそのまま踏み切り1番で駆け抜けました。(そこまでに使っている脚の残り具合や、ローテーションの割合などを考えると、至極当然なのですが。まあ、勝ちは勝ちです。レースだったら、文句は言えません。)

なんでも、やってみるもんです。

というわけで、いかがでしたでしょうか?強い選手とのトレーニングは、いつもいつも自分が劣勢に立たされるので、あまり気持ちの良いものではありませんね。

それでも続けて参加することで、ちょっとずつでも力がついていくのを実感するはずです。状況とタイミングと、ほんのひと踏みの差で、強い選手に一矢報いることだってできる可能性があります。

強い選手とのペース走。生かすのも自分次第です。

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