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疲れている時に走る理由

5月15日のトレーニング

  • 腕立て伏せ:60回×5
  • ジョギング:50分(10㎞)

どうも、ジョガーのラッシーです。

よっぽどのことがない限りは、疲れている時こそ走った方がいいと思います。

それはなぜか。理由は3つです。

1.アクティブ・リカバリー

体を動かせば、当然筋肉が収縮し流れる血液の量が増えます。回復に必要な酸素や栄養素を体のすみずみにまで運ぶイメージです。

2. 疲れている時にしかできない作業

疲れていると、パワーが出せません。ゆっくり走らざるを得ないのですが、そんな時にする作業の1つに「フォームを意識すること」があります。ゆっくり走る時こそ、少ない力で効率的に体を(自転車を)進ませるにはどうすれば良いかを意識すると、もっと高い出力で走る時の効率化が図られます。因みに、元プロ・ロードレーサーの宮澤崇さんは、『200kmオーバー走った時の方が、無駄な力が抜けて自転車を進ませられる』と言っていました。

3. 精神安定剤

真剣にスポーツに取り組んでいる人にとっては、体を動かさないことに罪悪感や不安感を覚える人は少なくありません。しかし、競技力の向上に必要なのは、「トレーニング」と「栄養」と「睡眠」と言われるほど回復が重要な要素を占めます。

しかし、トレーニングの量や質が足りていない、もっとトレーニングをしないといけない、しかし疲れて体が動かない、と悩むことがあるかもしれません。そんな時は割り切って休むべきなのですが、練習をしようかどうか迷っていたり、まったく何もしないで悶々とした1日を過ごすことほど精神衛生上よくないことはありません。

であるならば、ちょっとでも体を動かして汗を流し、きれいさっぱり1日を始める(終える)ことの方が大事な時もあると思います。

体が疲れているときには休むことが基本ですが、スポーツと真剣に向き合っている人にとっては、必ずしも「休むこと=運動をしないこと」とは限りません。スポーツや体を動かすことは、今日一日で終わるものではありません。自分自身の心と体の状態を日々確認しつつ、生涯スポーツとして楽しんでいただければと思います。

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