4月6日のトレーニング
- ライド:1時間(29.24km)
- 腕立て伏せ 60回×5
強度の高いランニングをした次の日のほうが、自転車は踏める
と、思っています。
どうも、なんちゃってサイクリストのラッシーです。
パワーメーターも使ってないし、スマートウォッチ(ランニングウォッチ)の心拍数もあてにしていないので感覚的なものでしかありませんが、常日頃から自分の体との対話を重要視している自分にとって、トレーニング強度を決める一つの指標が
「最初の一歩(一踏み)」です。
それを特に感じるのが、前日に高い強度のランニングを入れた場合の、翌日の自転車のトレーニングです。ペダリングがとても軽く感じることがあります。
なぜか。
自分は、自転車は負荷の軽いスポーツだから、だと思っています。
どういうことかというと、自転車はランニングなど地面からの衝撃を直接受ける運動に比べて、自転車という乗り物に乗っているため、地面からの衝撃がなく、自らの筋力(脚力)による負荷だけがかかる運動だからです。
もちろん、筋力が高い選手であれば、その負荷は高いものなのですが、ランニングの比ではありません。
事実、ロードレースとマラソンという2つのスポーツの競技時間、出走可能な(パフォーマンスを最大限発揮できる)年間のレース数を比較するとわかります。
ロードレースは、プロのレースで150kmから200kmを超える距離を走ります。時間にして、4~5時間です。1年間に走るレースは、トッププロの選手で100レースほどになると言われています。
実際、自分がアマチュア時代にフランスに遠征していたシーズンは、多い時で週に2~3レース・・・走ると、月に約10レースくらいを走ることになります。
ヨーロッパでは、地域にもよりますが、ロードレースシーズンは2~3月からすでに始まっていますが、自分は4月から8月いっぱいフランスで走り、9月にはニュー・カレドニアで約10日間のアマチュアのステージレースなども走っていました。
さらに、帰国してからも日本の秋口の実業団レースや、ツールド沖縄まで走ると、年間で70~80レースくらいになりました。
ところがどうでしょう。マラソンに出場する選手は、年間3~4レースくらいが最大ではないでしょうか。
もちろん、ハーフマラソンや、記録会、合宿など、様々な場面で厳しいトレーニングをしているとは思いますが、どっちが良いとか優れているとかの話ではなく、人間の体的に耐えうる負荷は、自転車の方が低い、ということを如実に現しているのではないかと思います。
ちなみに、ロードレースの選手は、シーズン中にランニングとかは、ほとんどしません。
・・・なので、レースシーズンが終わって、オフ・トレーニングを始めようとする自転車選手は、すぐにランニングはできません。・・・と思います。少なくとも自分はそうでした。シーズン中はほとんど毎日自転車にのるため、歩くことや走ることに慣れておらず、いきなりランニングをすると、足首やヒザ、股関節などをすぐに痛めてしまうのです。ですから、オフトレでは、自重負荷に耐えられるように、しかし慎重にウォーキングやジョギングから徐々に始めるようにしていました。

でも、らっしーさんは、なぜ自転車に乗りながらランニングもしているんですか?
そう、それについては、また別の機会に詳しくお話しさせていただければと。
もし、簡単にまとめるとするなら、理由は次の3つです。
- トライアスロン(アイアンマン)に、将来出場したいから
- トレーニングにも変化をつけたいから
- 結果、強度の高いトレーニングができるから
というわけで、今回はこの辺で。